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お着物での美しい立ち振る舞い

2024.10.10
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お着物で出かけたときの立ち振る舞いに自信のない方はいらっしゃいませんか?
お着物は洋装とは違う美しい立ち振る舞いの方法があり、知っておくとより着姿が美しくなり、凛とした気品を演出できます。
シーン別の美しい立ち振る舞いポイントをご紹介します。

今回は、お着物での美しい立ち振る舞いについてお話します。
お時間のある時にぜひご覧ください!

1.立ち姿

顎を引き、上半身にはあまり力を入れず、背中をまっすぐにして良い姿勢を保ちます。
両膝をつけるようにして、足元は裾すぼまりになるように立ちます。

2.歩き方

歩くときは足を平行に出し、一本の線を挟むように足を進めます。歩幅は小さめにして外股にならないようにします。
草履を引きずったり、バタバタと大きな音を立てないようにします。

3.階段の昇り降り

上前の裾の乱れを防ぐため。上前を右手で軽く押さえ、体はやや右向きで少しだけ前かがみにします。
階段はかかとが乗らない程度に浅めにすると、裾が階段で汚れません。

4.車の乗り降り

乗車時は、上前をおさえて腰を座席にかけてから頭を入れ、次に足を入れて体を半回転させて正面を向きます。前座席の頭部に手をかけるとうまくいきます。
降車時は、乗車時の反対の順で両足を揃えて外に出し、前かがみに頭から車外に出ます。
荷物があるときは、先に荷物を座席に置いてから乗り込みます。
座るときは、お太鼓をつぶさないように体を少し斜めに向けて浅く座ります。

5.椅子のかけ方

顎を引くように、背筋をまっすぐに伸ばして座ります。
足はつま先を開かないように両足を揃えて垂直に下ろします。
浅めに座ると、見た目の美しさとともに椅子の背でお太鼓の形をつぶしたり帯が傷むのを防げます。
立ち上がるときは両膝頭の脇に手をかけ、体を浮かせるようにして立ち上がります。

6.訪問先の玄関で

訪問先のチャイムを鳴らす前に、道中着やコートなどを脱ぎ、身づくろいを済ませます。
外の汚れを玄関内に持ち込まないという心遣いです。
雨や雪の日は玄関に入ってからコートを脱いでも構いませんが、玄関内を雨のしずくで汚さないようにしましょう。

7.化粧室で

和装用クリップを持参すると良いでしょう。
左手で上前の裾をたくしあげ、右手で下前の裾をたくしあげます。
たくし上げた裾の中に袂を包み入れ、重ねた上前と下前を帯の前で和装用クリップで結びます。
和装用クリップがない場合は帯締めで挟むと良いでしょう。

8.お箸の使い方

お箸の上げ下ろしは和装洋装に限らず三手で行い、親指以外の4本の指を揃えて薬指、小指につれて指を少し曲げて控えるようにすると所作がとても美しく映ります。

いかがでしたでしょうか。
お着物でのスマートな立ち居振る舞いを知っておくと、自信を持ってお着物でお出かけができるようになりますね。

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