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振袖の意味って何?着付けの特徴は?

2024.10.10
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今回は、振袖の意味って何?着付けの特徴は何かをお届けします。
お時間のある時にぜひご覧ください!

さて、本年の成人式は1月8日(日)。美しい振り袖姿があちこちで見られ、新年早々に街を彩ってくれる風物詩ですね。

振袖は未婚女性の第一礼装とされています。

着物との違いは袖の長さですが、実は格式順に大振袖(約114cm)、中振袖(約100cm)、小振袖(約85cm)と3種類あり、結婚式に招待されたときや成人式で着用されるのは中振袖です。

大振袖は結婚式の挙式で、動きやすい中振袖は卒業式などで着用されます。

皆様ご存知の通り、日本では古来から「振る」というしぐさは厄払い、お祈り、お清めの意味がありますが、振袖も「袖を振る」ことから由来しており、厄を払ってご利益があるように願う意味が込められています。

振袖の着付けは難易度が非常に高いといわれています。

1.豪華な帯結び

振袖には、着物の豪華さに負けない「変わり結び」と呼ばれる華やかな帯結びが欠かせません。

変わり結びはオーソドックスなものからアレンジしたものまで何種類もあり、お客様の要望に応えられるように一通り習得することが必要ですし、豪華で見栄えがする仕上げにはそれなりの技術が必要です。

華やかな変わり帯結びは着付け師の腕の見せどころでもあります

2.長い帯締めでの飾り結び

帯締めは帯をしっかりとめるためのものですが、振袖では着物の前姿を彩る装飾的役割も果たします。
長さも通常の着物用よりもかなり長い170cm~190cmぐらいのものが主流になっています。
帯締めの種類はポピュラーな丸組の他に、生地の中に詰め物をして丸くくけ縫いにした「丸ぐけ」もあります。よりボリュームがあって豪華な印象を与えます。
長く太さもあるので扱いが難しくなります。
また帯よりもアレンジが自由なので、その分バリエーション力やセンスが問われます。

2箇所に施した帯締めの豪華な飾り結び

3.着物が重い

袖が長い分重いのはもちろんのこと、豪華な文様がちりばめられたお着物は重量もそれなりにあります。
一般の着物のようには着付けが進みません。

4.着付けられる側が着物に慣れていない

新成人を迎える方々の殆どは、人生初の着付けが振袖です。
つまり、着物を着なれていない方へ着付ける訳ですから、これもなかなか難易度の高いものになります。
補正もしっかりしてあげる必要がありますし、締めつけられるのに馴れていなく気分が悪くなる方もいます。
ちょうど良い補正や締め具合を見つけながら着付けていく必要があります。

5.長時間着ても着崩れないような着付けを

若く元気溢れる新成人のお祝いですから、朝から夜遅くまで友人達と祝いあう方も多く、振袖を着ている時間は長時間に及びます。
その間に着崩れてしまうと一生に一度のお祝いの気分も台無しです。
元気に動いても着崩れないような着付けには熟練したスキルが必要になります。

・・・・このように振袖の着付けの難しさを説明させていただきましたが、振袖の着付け仕事は新成人の方々の華やかな門出を祝うお手伝いが出来る、とてもやりがいのある仕事です。
毎年この季節が来るのが待ち遠しくて、日頃から鍛錬を重ねる着付け師も多くいます。

きものレディ着付け学院では、毎年多くの提携美容院などからご依頼を頂き、新成人の方の着付けをさせていただいております。
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