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着物の柄のお話【花文様編】について

2024.10.10
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今回は、着物の柄のお話【花文様編】についての情報をお届けします。
お時間のある時にぜひご覧ください!

四季のある日本では古来から季節の細やかな変化を楽しむ文化があります。
着物に描かれている花文様もその一つ。季節の花文様を着ることで装いの格も上がります。更に、季節を少し先取りした花が描かれている着物を選び、散る季節までに着終えるのが粋ともいわれています。
どの着物を着るか迷ったとき、どんな柄の着物を購入するか迷った時は、着物の柄を見ながら選ぶとよいでしょう。

着物によく描かれる花と時期

着物によく描かれる花と着用に相応しい凡その時期をまとめたものです。

春の花文様

水仙(1月下旬~2月)、木蓮(2月下旬~3月)、牡丹(3月~4月)、藤(4月~5月)、菖蒲(4~6月)

夏の花文様

紫陽花(5月~6月)、蓮(6月~7月)、百合(6月~7月)、木槿(7月~8月)

秋の花文様

桔梗(8月~9月)、撫子(8月~9月)、リンドウ(9月~1月)、山茶花(1月~11月)

冬の花文様

椿(11月~2月)、福寿草(11月~1月)
一方で、季節を問う必要のない花もあります。

その他の花について

日本では特別な花として扱われており、花びらだけの桜文様は通年着てよいとされています。桜と菊、桜と紅葉 といった春秋の花を組み合わせで描かれている着物も勿論四季を問いません。

桜の中でも、枝つきで描かれているものは桜の開花前に着るのが望ましいでしょう。「本物の桜にはかなわない」という意味で、桜が満開の季節に着用すると野暮ったくみえてしまいます。

四君子文(しくんしもん)

蘭・梅・菊・竹の4つの柄が入っているものです。
君子の気品や高貴さを表すものとして選ばれた、格調高い文様です。

辻が花(つじがはな)

絞り染めや刺繍、カチン染め(墨描き)などの技法を使って描かれた「幻の架空の花」です。室町~安土桃山時代の豪華絢爛な文化を表しています。

まとめ

着物の柄について知っていくとより着物が楽しめますよ♪

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