2018.05.24 第66回 免許状・認定証授与式
「第66回 免許状・認定証授与式」
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平成30年5月13日(日)明治神宮・明治神宮会館にて第66回免許状・認定証授与式が行われました。
授与式の後は、きものフェスティバルのきものショー「のれん この美しき顔と心!!」の開演です。
出演は千葉校・船橋校・柏校・錦糸町校の4校です。
のれんは一枚の布の中に施された意匠が魅力的で、
日本の伝統として今も着物と同じように現代に生きています。
のれんと着物の美しさ・奥深さの融合をテーマに、ショーが開かれました。
☆きつけ舞
まずはきつけ舞からです。
きつけ舞は、舞うような流れる所作で、限られた時間内で着上げていきます。
きつけ舞の皆様は、いつ観ても洗練された所作で、日々練習に励んでいらっしゃる様子が目に浮かびます。
最後の決めポーズも決まりました!
千葉校・船橋校・柏校・錦糸町校の合同チームのきつけ舞でした。
☆柏校 「帯・思いを紡ぐ」
呉服商を舞台に、小物類のコーディネートやさまざまな種類の帯結びを紹介しました。
和装小物にも格があり、全体の格を統一させ、バランスのとれたコーディネートをすることがポイントです。
和装は、洋装とはまた違った色使いの組み合わせでも、
より一層着物とその人自身を引き立てることができます。
着物に日々触れているとセンスも磨かれてきます。
皆様とても素敵なコーディネートを披露されていました。
☆錦糸町校 「受け継がれて 今!」
お茶屋さん、酒屋さん、お蕎麦屋さんが並んだ錦糸町を舞台に、
のれんのある町の様子が映し出されていました。
お茶屋さんの茶摘み娘や、酒屋へ向かう角出し結びをした二人組、
談笑中の男結びの男性役二人組、素敵なお着物に身を包んだ踊りのお稽古帰りの皆様
それぞれで素敵な着こなしをされていました。
振袖姿は華やかですね!
のれんのある風情ある街、着物に身を包んだ皆様の笑顔に、心が癒されました。
☆船橋校 「家紋」
船橋校は、
のれんと同じように家の顔である「家紋」を帯に施しました。
緑色とピンク色の振袖に身を包み、規則正しく動くさまはお見事でした。
音楽に合わせて、ぴょん!と跳ねたり、一斉に振り返ったりと、かわいらしさ満点の演出でした。
☆千葉校 「良き日 嫁ぐ日・・・」
千葉校の舞台は、花街、置屋「千葉桜」。
可愛い舞妓さんとお姉さん格の美しい芸子さんの舞に、
自分が今どこにいるのか忘れてしまうほど引き込まれました。
踊りを披露した後は、旧加賀藩の嫁入りの様子を再現しました。
加賀藩の嫁ぐ女性が持参する嫁入り道具の1つとして、「花嫁のれん」がありますが、
使わなくなった振袖、留袖、帯をほどいて花嫁のれんを作りました。
花嫁のれんは婚家の仏間の入口にかけ、くぐって仏間に入り、ご先祖さまにご挨拶をします。
赤地の色打掛は、室町時代後期~江戸時代にかけての武家の女性の正装で、
「挙式後に嫁いだ先の色に染まった」ことを示します。
こちらは江戸時代後期~昭和初期までの一般的な花嫁衣装で、
黒地の裾の長い振袖である黒引き振袖は、「ほかの誰の色にも染まらない」
という意味を持ち、強さと奥ゆかしさを感じさせます。
明治以降の一般的な花嫁衣装は白無垢です。
白無垢は最も格式の高い正礼装です。
「清らかな気持ちで式を迎え、嫁ぎ先の色に染まります」
という意味が込められています。
最近では結婚式のスタイルも多様になりましたが、
時が流れても、日本の歴史と文化の中で育まれてきた美しい日本の伝統”和装”は、
これからも皆様に愛されつづけることでしょう。
最後は、あたたかい拍手に包まれて、幕を閉じました。
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