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2007.06.07 平塚校で結城研修に行ってきました。

6月7日に、平塚校で「結城織物研修会」に行ってきました!
結城紬(ゆうきつむぎ)と言えば、国の重要無形文化財であり、
大島紬や牛首紬と並んで日本の三大紬と称される織物です[:拍手:]
朝7時30分に平塚駅をバスで出発[:バス:]本日は21名のご参加です。
途中休憩をはさみながら、午前11時には茨城県結城市に到着しました。

まずは織元さんのお宅へ。
《結城紬が出来上がるまでの特徴》は、

[:1:]真綿から指で糸をつむいでいくこと

[:2:]方眼紙のデザインを元に糸をくくっていく絣括り(かすりくくり)

[:3:]日本古来の地機(じばた)で織っていくこと

の3点が挙げられます。
この三つが重要無形文化財の条件にもなっているんですねー[:ひらめき:]
真綿つむぎ地機
実際に繭をほぐして作った真綿(まわた)から糸をつむぐ こちらは地機こちらは地機を織っているところ。
実演をしていただいているところです。

一日に織ることのできる長さはせいぜい20㎝[:!:]何ヶ月もかけてじっくり織っていくんですねー[:びっくり:]
現在では年間の生産量は約5,000反と言われています。

天日干し 次の場所は整理工場です。
結城紬は反物の状態では糊がかかっているので、
こちらで湯通しをした後に広げて天日干しをします[:おてんき:]
当日は曇り空でしたが、運良く見ることができました!
湯通し、洗い張りを繰り返すことによって
独特の風合いがでてくるのが結城紬の特徴なのです[:ニコニコ:]

資料館(外)資料館(中)
昼食後、資料館『手織里』へ。 昼食後、資料館『手織里』へ。 室町時代から今に伝わる結城紬の歴史を学んできました!

初めての方も、前にご参加いただいた方たちも皆さん、熱心にお勉強されていました!
ご参加いただきました皆さん、お疲れ様でした[:ぴかぴか:]