2016.06.15 歌舞伎鑑賞♪
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「歌舞伎鑑賞教室」
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平成28年6月6日(日)・9日(木)にしゅう美会教養科の授業として、国立劇場へ歌舞伎鑑賞に行ってきました。
14:00開場でしたが、皆様早めに到着していました。
始まるのが待ち遠しいです♪
皆様素敵なお着物で来てくださいました。
中へ入ると、正面には鏡獅子がお目見えです。
今回は、
「 第85回 歌舞伎鑑賞教室 新皿屋舗月雨暈 -魚屋宗五郎 - 」
ということで、まずは歌舞伎鑑賞の解説があり、そのあと物語が始まります。
中村萬太郎さんが最初に「歌舞伎のみかた」の解説をしてくださり、
歌舞伎が初めての方でも楽しめるような、とてもわかりやすい解説でした。
「新皿屋舗月雨暈-魚屋宗五郎-」は、禁酒をしていた主人公の宗五郎が妹の死をきっかけに、
ついに酒に手を伸ばしてしまい、
ぽつりぽつりと妹の死への思いを語り始め、次第に多くなるお酒の量とともに、宗五郎の感情が溢れ出し、
遂には妹を無残に殺した殿様・磯部主計之介のいる磯部邸へと乗り込んでいくお話です。
主人公の宗五郎だけではなく、女房おはまの心情や、 周りの人々の動きも見どころでした。
出演者それぞれの演技や、現代と江戸時代の違い、物語としての美しさ、黒御簾音楽など注目すべき点が
たくさんあり、すべてが折り合わさることで、このような素晴らしいものが生まれるのだなと実感しました。
日本の伝統的な歌舞伎を、お着物で鑑賞。
とても素敵な1日となりました。
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