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2014.02.05 千葉校 東京染め研修in二葉苑

千葉校 東京染め研修in二葉苑

 

当日は雪が降る中での研修になりました。

IMG_1363二葉苑さんは新宿区落合の妙正寺川沿いで、今でも江戸更紗を中心に伝統の東京染を続けています。

二葉苑HP

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今回の講師は青山さんです。

IMG_1326IMG_1327まずはビデオで、東京染の歴史や技法をお勉強しました。

最初に引き場という、反物の両端を柱に固定し引き染めをする部屋でお勉強です。
このように反物が張られている状態を伸子張りといいます。

IMG_1331反物の両耳に竹串を等間隔で弓状に差し渡してあります。
この竹串を伸子と言います。伸子の両端には針があり、反物の耳を差してピンと張ります。

IMG_1333染め上がった反物を蒸します。蒸すことで染めた色が定着し落ちなくなります。

IMG_1334水元と言い、防染で使った糊などを洗いします。
昭和33年位までは川でこの作業を行っていましたが、河川の水質汚染につながるため、
このような水元が作られました。

IMG_1336板場と言い、板の表面に白生地を張り、型で糊を置いたり、摺りで柄を染める部屋です。

IMG_1342摺り友禅は、色の数ほどに型紙が必要になります。
この柄で型紙は何枚必要でしょうか?

IMG_1339答えは38枚です。

IMG_1346摺り友禅には、こんな刷毛を使いますが、材料となるのは馬か鹿の毛です。

IMG_1343今回の体験コーナーは帯揚げに摺りで柄を染めます。まずは柄を選びます。

IMG_1347染めたい所に型紙を置いてテープで固定します。

IMG_1348刷毛を手にして、回すように摺りこんでいきます。

まめに柄のズレや色の濃さ確認をします。

IMG_1350皆さん一生懸命です。

IMG_1358 IMG_1362 IMG_1355外は雪が降り続きます。

IMG_1366お疲れ様でした。IMG_1369