2012.08.13　きつけ舞　おさらい会

 2012年8月5日（日）に川﨑市産業振興会館で
第１４回　きつけ舞・合同授業を行いました。
３時間25演目という大規模なショーのため、
いつも以上に気合の入った舞台になりました。

まずは飯島学院長からのご挨拶です。
出演者への温かい励ましの言葉が印象的でした。

緊張の一番手は学院本部・きつけ舞講師養成講座の所作舞です。

大きな舞台を何度も経験している生徒さんばかりということもあり、
落ち着いた優雅な舞を披露して下さいました。

舞妓の早着せでは、あっという間に帯を結びあげ、
可愛い舞妓さんが出来上がりました。
その可愛さに会場内が笑顔で満たされます。

フォーマルに仕上る二重太鼓もしっかり披露。
シンプルな帯結びほど形を作るのが難しいものです。
みなさん、練習の成果を存分に発揮していました。

凛と立つ姿がカッコイイ留袖。
仮紐なしで結び上げるのは、きつけ舞ならではの方法です。
この舞を見終わった後に
「留袖は奥様のフォーマル」という印象が
「留袖はカッコイイ勝負着物」という印象に変わること間違いなしです！

きつけ舞の魅力の一つは、他校の生徒さんと合同で
舞うことだと思います。
普段は接点のない他校の生徒さんとも
舞台上では息もぴったり合い、見事な舞を披露します。
こういった交流はひとえに縁の織り成すところ。
きつけ舞の縁が大きく広がると楽しみも倍増します。

お揃いの手ぬぐいを使い、波を表現しているように舞う姿は
とても涼しげで、夏の暑さを忘れさせます。
芸者さんのおひきずり姿も大人の魅力たっぷりでしたね。

特別ゲストとして「江戸のおどりかっぽれ」が披露されました。
♪かっぽれ　かっぽれ～♪
歌は何度となく聞いたことはありますが、
普段は、あまり見ることのない「かっぽれ」に会場の期待も高まります。
粋な踊りに笑いを誘う踊り、会場は大きな手拍子と
笑い声で大いに盛り上がりました。

きつけ舞・目黒講師による夢寿美舞。
優雅な所作は手先爪先まで行き届き、
日本舞踊を見ているような気にさせられます。

きつけ舞・渡部講師、関塚講師、遠藤講師による脱ぎ着舞。
一瞬の早代わりに会場のお客さんから思わず
「おぉ～～！！」
という大きな歓声と拍手が沸き起こりました。

きつけ舞・講師によるご挨拶。
最後は祇園をどりのように美しい舞を披露し、幕が下りました。

3時間という長時間の公演にもかかわらず、
最初から最後まで楽しめ、技術の披露、勉強ができる
実りある合同授業になりました。

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