2012.01.31 2012 新春きものファンの集い
2012年1月28日(土)
東京ベイ舞浜ホテル・クラブリゾートで
『新春きものファンの集い』が開催されました。
当日朝の地震の影響で、電車に遅れが出たものの、
約650名の方が着物姿で参加してくださいました。
『新春きものファンの集い』は、
飯島学院長のご挨拶から始まりました。
昨年は《絆》という言葉の本当の意味を実感しながら過ごしました。
それは、今年も同様です。
人と人との《絆》。
学院と生徒さんの《絆》。
あらゆる《絆》をより強くしていきたいですね。
2011年は、きものレディ着付学院で
『手描友禅教室』を始めてから10周年だったということもあり、
手描友禅作品の受賞者は10名という大人数!!
手描友禅教室の受賞者は、
『きものファンの集い』当日、サプライズで発表されます!
京都手描友禅共同組合・理事長の林氏から、
受賞者の名前が発表されるたびに
「きゃーっ」
という喜びの声が会場から上がりました。
受賞者の一人一人が、受賞の喜びのコメントや、
友禅教室での思い出をお話してくださいました。
涙ぐみながらお話をしてくださる受賞者の方もいらっしゃり、
近くでお話を聞いていたインタビュアーが、もらい泣きしそうになったほどでした。
表彰状を手に、林氏と喜びの記念写真です。
ショーのお楽しみといえば『きつけ舞』です。
オープニングは留袖二重太鼓で、
新春のめでたさが二重になるように厳かな舞でした。
早着せ振袖では、軽快な音楽に合わせ、
母親への感謝を込めた歌・「アンマー」に乗せて、
初々しい振袖を着せあげました。
男舞は「白雲の城」に合わせて、男らしくキリッと舞いました。
自装では「(大和楽)城」で一文字を結びました。
日本人の心を包み込む名城をイメージし、
遠い昔に思いを馳せながら舞ました。
2曲続けての舞でしたが、
一つの舞のように見事にコラボレーションされていました。
おなじみの半巾帯、ズンドコ節。
舞台の下でも舞が披露され、会場の雰囲気が一気に
賑やかになりました。
きつけ舞・講師による「十三夜~すみだ川」。
昼夜帯の角出し、羽織を着あげました。
和傘を使っての舞は実に優雅でした。
最後の演目は「蓬莱」。
初春らしい、のどかなご祝儀曲にあわせ、
丸帯、角出し、を結びあげました。
今年も皆様が健康で過ごせますようにと願いを込めて舞いました。
華やかな舞を披露した、
きつけ舞の生徒さんと講師で記念に一枚。
新春・歌舞伎舞踊・第一部は「女形ができるまで」。
工夫を凝らされた歌舞伎衣装の面白さを体験してもらう為に、
池袋校・柏校・大宮校から1名ずつ生徒さんに舞台に上がってもらい、
実際に「引き抜き」を体験してもらいました。
第二部「(舞踏)手習子」。
舞台上で女形用のメイクを披露してくださった役者さんが、
可愛らしい少女の舞を披露してくださいました。
引き抜きによる衣装変えも見ごたえがありましたね。
おいしい食事と、普段は知ることのない
歌舞伎の舞台裏を見ることができて、大満足な一日になりました。
きものレディ着付学院 http://www.kimonolady.co.jp
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