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2011.11.10 2011年秋・認定式・きものショー

2011年10月16日(日) 明治神宮・神宮会館にて、

きものレディの集い
 <秋季>認定式・きものショー

 
が開催されました

今回の認定式では、400名に認定証が、180名に免許状が授与されました

ご挨拶が始まり、生徒さんの表情にも、喜びと緊張が入り混じる中、
飯島学院長の体験された七五三でのエピソードで、会場も和やかな空気に
なったのが印象的でした。

飯島学院長から、ひとり一人、素敵な笑顔と認定状・免許状を
受け取ります。
拍手に包まれ授与式は進みます。

授与が終わった生徒さんは、明治会館の外で、記念撮影をします。
担任の先生と一緒にパチリ
授与式が終わった安心感と、授与の喜びで皆さん満面の笑顔です。

午後からは「きものフェスティバル」が始まりました。
今回のテーマは「タイムスリップ・ザ・きもの」。

下沢副学院長の司会進行で幕があがり、
AKB48の、「会いたかった」の曲とともに、綺麗な色無地の振袖を着た出演者が
元気よく客席から登場
会場からは手拍子が起こり、ショーのスタートから舞台に惹きつけられました。

続いては帯結びの実演。
江戸時代中期より、着物の丈が長くなり、帯は広巾になり、
いろんな帯結びが誕生しました。

立矢は華やかな中にもきりりとしていて、働く女性の美しさを惹きたてる帯結び。
結び終わったあとの出演者は皆さん凛とした美しさがありました

テンポの速い、蝶々夫人の曲と共に、大人の魅力を表現したのは
「きつけ舞い」。
曲にあわせて、無駄なく的確に着付けを仕上げていく姿と、
ひとつひとつの所作の美しさを見ることができる素晴らしい舞でした

きつけ舞のあとは上級生の帯結び。
小紋、紬などの普段着に銀座結びや角出しを合わせてよそいきに。
舞台の上で写真を撮り合って、皆さんいい笑顔
実際に舞台の上で写真を撮れるなんて、本当にいい思い出になりますよね

ミセスの第一礼装、黒留袖。
16名の出演者が一列に並んで登場すると、会場からは感嘆の声と拍手が
沸き起こりました
やはり黒留袖は大人の女性をひときわ美しく、魅力的に見せてくれますね


こちらはミスの第一礼装、振袖

振袖の帯結び、
立て矢系の「檜扇」や「変わり立て矢」
太鼓系の「ふくら雀」や「茶つぼ」
文庫系の「花文庫」、「春蘭」
そして、成人式等の創作帯結び。。

それぞれ着物の華やかさに負けず劣らずの帯結びを背にした華いっぱいの出演者に
惚れ惚れしました

しっとりとした笛の音に合わせて登場したのは綺麗な色振袖の出演者。

その後ろから次々と、古代~安土・桃山時代の衣装を着た
出演者が現われます。
こちらは飛鳥・奈良時代の衣装です。
中国からの影響をうけています。
洋装っぽいですが、少し優雅な雰囲気になってきました。

鎌倉時代。
武士が主役の時代です。
男性は直垂(ひたたれ)を着て、頭には引立烏帽子を被りました。

女性は壺装束を着ています。

室町時代。

きものの原型が出来上がった時代です。
小袖を表着として着るようになりました。
帯はまだ細いままですが、安土・桃山時代と比べると
すっかり今の着物に近くなっています。
髪を結っている姿がかわいらしかったです

安土・桃山時代。

現代の訪問着や留袖の原型が出来上がった時代です。

   

江戸時代


武家の女性は打ち掛け姿。
まさに豪華絢爛です。
とっても風格ありますね。
一度は着てみたいと憧れる女性も多いのではないでしょうか??

明治時代。
生活様式の欧米化に伴い、洋装に。
鹿鳴館でのパーティー
ロマン溢れる時代だったんですね

そしてショーは現代へと続き、幕を閉じました。

日本独自の美と文化の結集である着物。
その変遷と優美さを堪能できる、素晴らしいショーでした。

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