2005.04.20 しゅう美会 美術館・博物館巡り《強羅公園》
. しゅう美会 美術館・博物館巡り
≪強羅公園≫
強羅公園は、大正3年(1914年)に開園された
わが国唯一のフランス式整型庭園です。
園内の至る所に大小の岩石が配置されているので、
古くから“東洋一のロック・ガーデン”と呼ばれています。
そんな箱根の休憩地で、咲き誇る花々をのんびりと愛でる事ができました。
百花繚乱・公園内は花が咲き乱れる
『強羅公園』限定のバラソフトクリームは、 大輪のツツジに目を奪われます。
ほのかなバラの香りが口いっぱいに広がります。
熱帯植物館ではシーサーがお出迎えしてくれました。 全部で70種の熱帯ハーブの中を散策できます。
鉢の中の小さな花でさえ凛と咲いている姿が、愛らしく思えました。
≪箱根美術館≫
箱根美術館の創立者・岡田茂吉(1882~1955)は
「美術品は決して独占するものでなく、一人でも多くの人に楽しませ、
人間の品性を向上させる事こそ、文化の発展に大いに寄与する。」との信念のもと、
戦後、東洋美術の優品の蒐集につとめ、海外への流出を防ぎ、現在の箱根美術館を開館しました。
“中世のやきもの”を中心に日本陶磁器を常設展示しています。 苔庭・萩の道・竹庭などの自然美も楽しめました。
箱根園【寄木細工体験】
美術館・公園巡りに伴なわせて、箱根園にて日本の伝統工芸・≪寄木細工≫を
体験しました。箱根寄木細工は、種類の多い木材それぞれが持つ異なった材色
や木目を生かしながら寄せ合わせ、幾何学模様を作り出します。江戸時代の後半
から、箱根地方のみで生産され続けている寄木細工で、思い思いのコースターを
作り上げました。
インストラクターのアドバイスを
受けながら制作開始。
まずは、デザインを考えます。 試しに組み立ててみるのも大切!
皆で話しながら作るのも楽しみの一つ♪ いよいよ組み立て開始。
小さな寄木を袋から出し、デザインを考えます。
木の模様ですから、
2つとして同じ物が作れないという寄木細工。
世界に1つだけのオリジナル・コースター作りは、
真剣そのものです。
ここから一品制作が始まります!
完 成 作 品
材木それぞれが持つ異なった材色や木目を生かしながら寄せ合わせて、様々な形のコースターが出来ました
【伝統マークと伝統証紙】
伝統工芸品の表示、その他の宣伝について統一イメージで消費者にアピールするために、伝統工芸品のシンボルマークとして「伝統マーク」を定め、経済産業大臣の指定を受けた伝統的工芸品協会全体で使用することとしています。また、伝統工芸品を安心して購入できるよう、産地検査に合格した製品には「伝統マーク」をデザインした「伝統証紙」が貼られます。
「伝統マーク」 「伝統証紙」