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2009.06.09 しゅう美会・歌舞伎鑑賞教室『華果西遊記』

6月・しゅう美会の特別授業歌舞伎鑑賞教室 
今年は6月1日(月)に約390名・6月7日(日)に約760名、
2日間で約1150名のしゅう美会生が参加しました

静岡校・清水校・浜松校からも80名の生徒さんが大型バスで到着。
静岡を10時に出発したそうです。
朝早かったにもかかわらず、みなさんお着物で参加してくれましたスバラシイ

今年の「歌舞伎のみかた」は市川笑三郎さんと市川春猿さんのお2人
「歌」と「舞」と「伎」それぞれの特徴を実演を交えながら説明してくださいました。
今回は後見(こうけん)が沢山活躍するお芝居とあって、
《後見の役割》・《後見が使う小道具》・《後見は見えない設定で見る》
などの説明も詳しくしてくださいました。

後見とは?

全身黒ずくめで、歌舞伎のアシスタントをしてくれる人です。
私たちには「黒子」と言った方が馴染みがあるかもしれません。
「後見結び」の語源でもあります。

さて、みなさんご存知「西遊記」  ウキッ
今回は「華果西遊記」です。

この「華果」とは市川猿之助さんの俳名(俳句を詠む時の名前)でもあり、
孫悟空の生まれ故郷「華果山」
(孫悟空は華果山の頂上の大きな岩から生まれたとされています。)
に由来して付けられました。

二重の意味がある演目なんですねウキキ

なるほど、パンフレットを見ても
主要出演者は皆さん沢瀉屋(おもだかや)さんですね。

ストーリーの説明もすごく丁寧にしてくださいましたyes!yes!
「天竺とは今のインドのことですね」
という笑三郎さんの説明に
「あら、インド?カレーを食べに行くの?」
春猿さんの小ボケが美しく入ります。
2人とも3チャンのお兄さんみたいでした。

孫悟空 猪八戒 沙悟浄 のアクションも見事でしたね
舞いやコミカルなシーンも多く、
歌舞伎を見ているのに、現代のミュージカルを見ているような
感覚になりました。

楽しい演出が満載の「華果西遊記」     
古典作品はちょっと苦手、歌舞伎はちょと難しいかも?
っという方に、ぜひご覧いただきたい演目です

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