2013.10.04 京都手描友禅教室
七月から八月にかけて、毎年恒例の京都手描友禅協同組合の職人さんを招いて、 手描き友禅教室が行われました。
こちらの教室は、期間中、職人さん10人を招いて、自分で着物の柄を描く 大人気の講座です。
吉祥寺教室におじゃましました。 取材の日は挿友禅という工程で、 職人さんに自分だけの色を調合していただきます。
京手描友禅ができるまで、工程はこちら。 挿友禅、糸目の工程がどの位置にあるのかわかります。
■挿友禅 色は無限に作れます。
青も色々
伸子を張り色を挿す準備万端
片羽(かたい)という筆です。 毛の長さが右から左にかけて毛先が短くなり、グラデーションをつける作業に適しています。
難しいグラデーション
オリジナルのお着物では、動物の絵を得意とする職人さんが大活躍 愛犬や馬の柄。お着物になるのが楽しみです。
私物の雀のうちわを見せていただきました。小さい頃は漫画家になりたかったのだそう。
オリジナルの柄作りは、毎年とても人気だそうです。
多少は失敗しても大丈夫。 職人さんが直してくださいます。 「一日目に失敗をして悲しい気持ちで二日目来校される生徒さんがいらっしゃいますので、 夜の内に職人が修正をしています。」 と、職人さん。 期間中は楽しく参加出来るようにが直してくれるので、生徒さん達は安心して作業を進めることができます。
修正会議をする職人さん達
和やかな雰囲気の中、進んでゆきます。
出来上がり、仕立て上がりが楽しみですね!