2013.06.14　歌舞伎鑑賞教室

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　　 歌舞伎鑑賞教室
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2013年6月9日、6月13日。
しゅう美会・教養科の授業として、国立劇場で歌舞伎鑑賞があり、
2日間で、1000人近くの生徒さんが参加されました。

この日は梅雨らしく、小雨がふっていましたが、沢山の生徒さんがお着物で会場に来てくださいました。

今年の演目は紅葉狩り

今回注目されるのは二組の親子共演。
ご子息お二人の解説、「歌舞伎のみかた」からはじまります。
解説最年少記録、虎之助さん（15歳）は、以前、鑑賞教室に来た時に、お友達が歌舞伎を見ながら寝てしまい、悔しい思いをされたそう。
初心者でも楽しめるよう、ドラマ“ガリレオ”のテーマソングから始まり、
「竹本」・「長唄」・「常磐津」の紹介はお三味線でJ-POPが使われるなど、
初心者でも見どころがわかりやすくなる様にと工夫がされつつ、明るく元気な解説が印象的でした。

物語は・・・
戸隠山へ紅葉狩りに訪れた維茂は、更科姫という姫に出会い、宴に誘うのでそれではと加わり
酒を飲みます。
やがてうとうととまどろんでしまいますが、どこからか山神があらわれて「鬼に注意しろ」と起こそうとする。
更科姫は鬼女の正体をあらわして、酔いつぶれた維茂に襲い掛かりますが、維茂は名刀小烏丸によって難を逃れます。
1人の俳優が、前半の「赤姫」とよばれる典型的なお姫様の姿と、
後半の激しい動きで維茂と戦う鬼女の姿を踊り分ける点に見どころがあります。

劇場内の様子。すてきなシャンデリアと絵画

狩衣やお姫様の振袖姿など、色々な着物を見ることができ、衣裳も華やかな舞台でした。
振袖の際の座り姿は袖の柄を舞台に魅せるようにして座るなど、役者さんの舞台上での所作にも気づきがあり、充実した体験授業となりました。

着物のお勉強をしていると趣味が広がり、楽しみが増えますね

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