2005.05.15 きものフェスティバル「衣の詩・華の舞」
2005年 春季 「きものレディの集い」開催!
新緑の神宮に映える華麗な晴れ姿!
約1,100名に免許状・認定証が授与される
平成17年5月15日(日)、明治神宮・神宮会館にて ,春季「きものレディの集い」が開催された。
当日は約1,100名の学院生徒がきもの姿で参加。証書を手にした学院生達からは、思わず笑みがこぼれた。
式次第
●と き/平成17年5月15日(日)●ところ/明治神宮「神宮会館」
「免許状・認定証授与式」
●午前の部 研究専科・研究科・1級・2級・3級
●午後の部 免許状
「きものフェスティバル」~衣の詩・華の舞~
蒲田校 川崎校 武蔵小杉校 渋谷校 溝の口校 各校「きつけ舞」科の方々
★フィナーレでは、割れんばかりの拍手 ★「歳時記」では、過ぎしあの日に
が鳴り響きました。 目を細めました。
★『花嫁お色直し姿』に祝福! ★さぁ、ショーの始まりです!!
★平成浪漫は「カワイイ!」と大好評!
★客席通路を使って、総仕上げはもちろん「ズンドコ節」
★免許状を手に、笑みがこぼれます。
萌える若葉に迎えられ、喜びの授与式!
午前の部は研究専科・研究科・1級・2級・3級(計700名)の順に認定証が授与され、午後の部では免許状(計400名)が
一人一人に舞台上で手渡された。
証書を授け取る時の学院生からは、五月の新緑のような
水々しい笑顔が溢れた。
詩い、舞う、華の共演の幕開け!
午前の免許状授与式が終わると、待ちに待った
「きものフェスティバル“衣の詩・華の舞”」が開催された。
タイトル通り舞台上では、次々と美しい華が咲き乱れる。
「きもの歳時記」では、お宮参り、七・五・三、十三詣り、
成人式、結婚式と、折目節目での着物姿が紹介され、
人生と着物の親密な関係を感じることが出来た。
新しい風“平成浪漫”
次はルールにとらわれず、洋服感覚で“アンティーク着物”を
キュートでカジュアルに楽しむ「平成浪漫」。
半衿・帯揚げ・帯〆・カラフルな足袋などで雰囲気を変え、
ブーツや帽子といった手持ちの小物で、
スパイスを効かせる。
型にはまらない新しいアンティークの世界に、客席からは
「あれカワイイ!!」「あんな風に着てもいいね!!」
などという声も聞かれ、自分の個性に合った
新しいおしゃれを演出したコーナーは大好評だった。
感嘆の声が上がった帯結び!
続くステージは華やかな帯結びの世界・江戸時代から
武家の女性が代々結び伝えた「文庫」・見事に咲かせる
「ぼたん結び」・愛らしく咲きほころぶ「花つぼみ」・
「変わり文庫」・「茶つぼ」・蝶が羽を広げ、大空を舞って
いるような「蝶の舞」・宮中では正式の行事に必ず結ぶという
「ふくら雀」。
あざやかな手さばきで次々と出来上がっていく豪華な
帯結びに、客席からは歓声と拍手が惜しみなく送られた。
最後を飾る「きつけ舞」
きつけ舞を目当てに、きものフェスティバルに来る方も
多いはず。
半巾を使っての「ズンドコ節」。これがなくては、
舞台の幕は下ろせない。総勢二十名の息の合った
見事な演技はステージの最後を飾るにふさわしい
見ごたえのあるものだった。
華やかな「きものレディの集い」。
観る側・魅せる側、全ての参加者にとって、潤いに満ちた
一日になったことだろう。