2023.06.13 歌舞伎鑑賞教室
令和5年6月8日(木)・11日(日)にしゅう美会教養科の授業として、国立劇場へ歌舞伎鑑賞に行ってきました。
今回の歌舞伎鑑賞教室の演目は
「 日本振袖始 ― 八岐大蛇と素戔嗚尊 ― 」
まずは中村虎之介さんの「歌舞伎のみかた」の解説です。
歌舞伎が初めての方でも分かりやすいように、歌舞伎に関する人や物、舞台装置についての説明をモニターを使ったクイズやご自身の早着替えによる衣裳でも楽しませていただきました。
休憩をはさんで本編、「 日本振袖始 ― 八岐大蛇と素戔嗚尊 ― 」は、
八岐大蛇が棲みついている山奥に生贄に差し出された稲田姫の元に
八岐大蛇のもう一つの姿、岩長姫が現れ、素戔嗚尊が仕込んだ八つの甕に入っていた毒酒を飲み干して、
本性を顕した八岐大蛇と素戔嗚尊が戦うという物語です。
今回は中村扇雀さんが岩長姫・八岐大蛇を、「歌舞伎のみかた」の解説もしていた中村虎之介さんが素戔嗚尊を勤め、待望の親子共演が実現されました。
八つの頭を持つ大蛇の姿が歌舞伎ならではの演出で表現され、大蛇と素戔嗚尊との間で繰り広げられる戦いは迫力ある圧巻の場面でした。
中村鶴松さん演じる稲田姫は、美しい娘という言葉がぴったりな色気があり、とても素敵でした。
着物を着て歌舞伎をみて…充実したひと時を過ごせました。
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