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2006.02.25 第2回 きもの産地見学ツアー ≪沖縄探訪ツアー・琉球布紀行≫

第2回 きもの産地見学ツアー ≪琉球布紀行≫

      

 
 首里城は琉球の島々を治め、
 諸外国と外交・貿易を展開した首里王府の王が住み、
 華麗な王朝文化に彩られた空間でした。
 また、「守礼門」の守礼は「礼節を守る」
 つまり「琉球は礼節を重んずる国である」という意味です。
 首里城は石垣と城門の多い城ですが、
 中でもデザイン上首里城とバランスがとれる
 代表的な門がこの「守礼門」です。


熟練の料理人が造る「長寿を生み出す琉球料理」を堪能した後は、料亭那覇・専属の踊り子さんが琉球舞踊・琉球民謡を披露してくれました。宴を華やかに彩る雅やかな舞い。料理・舞踊ともに大満足の夕べを過ごしました。

                     
 おきなワールド(文化王国・玉泉洞)では、玉泉洞を見学。
 サンゴ礁から生まれたというこの鍾乳洞には、
 自然が30万年の時をかけて造り上げた
 壮大な地下の世界が広がります。
 中に入ると、ひんやりと気持ちの良い空気が漂い、
 なんとも神秘的な気持ちになりました。

 【琉球絣とは?】・・・
琉球絣とは沖縄で織られる織物の総称ですが、現在では琉球絣のほとんどが、南風原町で造られています。爽やかな涼感をさそう幾何学模様の図柄が特徴で、これは琉球王府時代から伝わる「御絵図帳」をもとに職人達がオリジナルをつくり上げています。
  


南風原町(はえばるちょう)は「かすりの里」といわれています。遠くインドに源を発し、琉球王府の大交易時代に沖縄にやってきたのが14~15世紀頃だといいます。琉球の気候・風土にあった独自の絣が沖縄各地で作られたそうです。その絣が海を越え薩摩絣・久留米絣・米沢琉球絣・伊予絣などが造られ、日本の絣の原点となりました。木製高機を使って、絣柄を織っていく時の「とんとんっ」という音が心地よく、織る姿をずっと眺めていても飽きないほどです。

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