ホーム > 新着情報一覧 > 新着のお知らせ詳細

2011.06.16 2011・春 認定式&きものフェスティバル

2011年5月 明治神宮・神宮会館にて

「きものレディの集い
  <春季>認定式・きものショー」

が開催されました。
野口名誉学院長のご挨拶から始まった認定式。
緊張と喜びの瞬間です。

飯島学院長から一人一人に認定証・講師免許状が授与されます。
「よく頑張りましたね。おめでとう。」
飯島学院長の優しい声を聞いて、生徒さんもはにかむ様な笑顔になります。

授与が済んだ生徒さんは、神宮会館の外で思い思いに記念撮影をします。
壇上に上がる緊張から解放されたことと、
授与の歓びで話も弾んでいる様子。

午後から始まった「きものフェスティバル」。
今回のテーマは『旅立ち』ということで、
オープニングは花嫁による朗読です。
嫁いで行く娘を見守る気持ちになってしまいましたね。

きつけ舞はサライにのせて、留袖二重太鼓です。
伊達〆を束ね、ゆっくり回転する姿は舞の見どころです。

今では、卒業式の式服として定番になった袴姿。
色無地や江戸小紋でフォーマルに、また矢絣でハイカラさんのように
オシャレに装ってみました。
数人の出演者が舞の輪からはずれ、卒業式のように記念撮影をする演出では、
会場に笑いが起こりました。
そうですよね、卒業式なんだから記念写真は絶対に撮らないと。

上級生の帯結びは、どのような結び方か分かりやすくする為、
無地の振袖を着て壇上で実技を披露しました。

『そよ風にのせて・・・ヒダの色々』では、
ヒダを強調した個性的で美しい帯結びを見ることができました。
小物のコーディネイトも現代風で、自由なオシャレを楽しみます。

池袋校名物『池コレ』。
白いドレスは掛下を使い、ピンクのドレスは振袖をアレンジしました。
近くで見ても着物だとは思えないほど、見事にできていましたね。

お国が変わって、皆さん大好きなお隣の国・韓国の花嫁さんです。
チマチョゴリを着て本格的な韓国伝統衣装。
かと思いきや!!
雨コートや長襦袢を使ってチマチョゴリにみたてたとか!!
韓国衣装らしさが、よく出ています。

インドの花嫁さんは、
ブルーの小紋と赤の振袖を使ってサリーのように仕上ました。
新郎も羽織の裏と長襦袢を使ってアレンジしました。
オリエンタルな雰囲気がします。

ベトナムのアオザイ。
こちらは、なんと七五三の着物で表現したそうです。
アオザイの綺麗なラインを出しながらの着付や、裾の切れ込みを
どう表現するかというところが一番、試行錯誤したそうです。

大草原の国・モンゴルの花嫁さん。
日本の着物と同じように左前に着て、細めの帯を結んでいます。
遊牧民族の結婚式は民族的風合いが強く、
花婿はゲルという住居の中にいる花嫁を馬に乗って迎えに行きます。
今回は、この様子の一部をイメージした演出をしました。

各国の花嫁の共演。
『旅立ちの日』を迎えた歓びと衣装の華やかさで、
観ている側も舞台に引き込まれていくようです。

最後は日本の花嫁さんです。
古式ゆかしく、美しき日本の花嫁衣裳。
純真無垢な姿は全ての女性の憧れです。

お引きの衣装はもちろん、帯結びも豪華です。
花婿の凛々しい紋服姿は、花嫁をいっそう美しく引き立てます。

今回の大震災で日本は大きなダメージを受けています。
しかし、前向きに日本の伝統・着物を伝えていきたいという思いで
ショーの担当校は夢のある舞台を目指しました。

フィナーレでは大きな拍手をいただき、
みなさんには少しでも幸せな気分になっていただけたように感じました。

 きものレディ着付学院 http://www.kimonolady.co.jp

きものレディ着付学院では、技術のしっかりした講師陣が着付けをお教え致します  
アットホームな雰囲気の中で、きちんとした着付けを学んでみませんか?
まずは『お試しレッスン』からご体験ください。