2010.06.17　しゅう美会・歌舞伎鑑賞教室『鳴神』

2010年の歌舞伎鑑賞教室は、
歌舞伎十八番のひとつでもある
『鳴神（なるかみ）』です。

参加者は６月７日・13日合せて約1100名。
たくさんの生徒さんに、
伝統文化・歌舞伎を鑑賞していただきました。

当日は「梅雨の晴れ間」ということもあり、
お散歩気分で参加してくださった生徒さんも多かったようです。

「歌舞伎のみかた」では澤村宗之助さんが、
ラフな感じで解説をしてくださいました。
あまりにも自然体だったので、
見ている側も肩肘を張らずにリラックスして
歌舞伎鑑賞を楽しめましたね。　

客席から選ばれた２名の方が舞台に上がり、
大太鼓や雷車を使って効果音を出す体験も
楽しく見られました。
見ていると簡単そうですが、
実際にやってみると、やはり難しいものですね。

「鳴神」では、雲の絶間姫役の片岡孝太郎さんの美しいこと！
大胆で色っぽい雲の絶間姫の姿に、
鳴神上人でなくても虜になってしまいます。

雲の絶間姫が滝の注連縄（しめなわ）を切った時に、
滝の中から龍が舞い上がって行ったーンにも
驚かされました。

騙されたことに気がつき、
鳴神上人が怒り狂うシーンでは
歌舞伎の「荒事」のダイナミックさを見ることが出来ました。

鑑賞教室の後に、笑顔で一枚。
今年も皆さん素敵な着物姿で参加してくださいました。

来年の歌舞伎鑑賞教室が、今から待ち遠しいですね。

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